妊婦の腹痛は注意が必要

女性は生理が始まると、生理痛を体験することになります。この痛みは人によって個人差があるのですが、比較的運動をしている人は軽くすむようです。
ですが、生理痛の酷い人になると、痛みで気を失ったり救急車で運ばれるような激痛を体験する人もいます。
生理痛は子宮を収縮させ、経血と共に子宮内膜を体外に排出するときに起きる痛みです。
そのような理由から生理痛の痛みには個人差があるのですが、市販の痛みどめを毎回服用しなくてはいけない場合は、婦人科で検診して生理痛を軽くするような対処をしておくと妊娠を意識したときに安心です。
そして、妊娠をするとまた腹痛を感じるようになります。
これは、お腹が引っ張られるような感じを伴ったりしますが、子宮が大きくなろうとして起きる腹痛なので、あまり心配はいりません。しかし、あまりにも腹痛が激しい場合は医師に相談しましょう。
怖いのは妊娠初期にありがちな腹痛で、流産に繋がる腹痛です。
妊娠して12週目までが流産しやすいと言われていますので、この時期の腹痛は注意が必要です。
妊娠初期の流産は10%ほどと言われていますので、注意する方が良いでしょう。
締め付けられるような腹痛を感じたり、また痛みが長時間続く場合は要注意です。
特に、下腹部がズキズキと痛みを感じたり下腹部に強い痛みを感じる時は、早めに病院で検診を受けましょう。
出血を伴うようになってからでは手遅れになることが多いので、早めの対処を心がけることが大切です。
流産は女性の体への負担も大きいので、出来るだけこのような腹痛などには注意をして、対処できるようにしておかなくてはいけません。
妊娠初期のころは妊娠の自覚もないことがありますので、生理と間違えやすいですから基礎体温などを普段からチェックするようにしておくと安心です。

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